史上最低曲 The Floaters
メロウなサウンドをバックにメンバーがそれぞれ自己紹介を喋るだけという内容が「史上最低」とされたのだが、それは当時ブームだった「語り」の範疇にありながら、後のヒップホップに通じるものがあった。
実際、この"Sloat On"は、メロウラップの元ネタとして定番中の定番となっている。
本来は5人組だったが、一人が病気療養中でレコーディングは4人で行ったという。
デトロイト出身の5人組といえば、テンプテーションズ、ドラマティックス、エンチャントメントなどの系譜にあたり、意外にディープなグループなのかもしれない。
一流グループとは呼べないまでも、軽快なアップ、ドリーミィなバラードもこなす良質な連中で、アルバムも何枚かある。
今日紹介するのはベストCD盤。
このCD自体、あまり見かけないが"Float On"のシングルテイク、アルバムテイク両方を収めるなど、なかなか楽しめる内容となっている。
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Comments
Sugerさん
先日は私のブログに立ち寄ってくださってありがとうございます!私も遊びにきてしまいました。
Hedekichiさんのブログ同様、勉強になる事が盛りだくさんでたのしいです!これからもちょくちょく来させていただきますね。
ところで、Floatersなんですが、今でもたまにライブをやっているそうなんですよ。で、ついこの間アルバムを出したとか何とかって、デトロイトの音楽関係の仕事をしている友達から聞きました。本当は私もその人からそのCDを貰える事になっていたんですけど、いつの間にか話が消えてしまいまして・・・。また近いうちに確認しておきますね。
では今日はこの辺で。
Posted by: nasa | January 30, 2006 12:13 PM
>nasaさん
すごい!
Floatersがまだ活動していたなんて。
一発屋と呼ばれても、"Float on"の大ヒットでここまで活動しているんでしょうから、やはりヒットを持つことは大事ですね。
また情報を教えてください。
Posted by: Sugar Pie Guy | February 01, 2006 10:43 PM