Gの正体は元Silk
その正体はGary Jenkins。
元(解散していなければ現だが)Silkのメンバーである。
Silkという名のグループはいくつかあるので念のために注釈しておくと、キース・スウェットがプロデュースし、"Freak Me"という不滅のヒットを生んだ90年代のSilk。
90年代はニュー・エディションの後に続けと、男性コーラス・グループが林立した時代でボーイズIIメンのようなモンスター・グループがその流れを牽引した。
ただし70年代ソウルにどっぷりと浸かった親父の耳には、綺麗に流れるだけで、ものたりないコーラスが多かった。
だからこそジョデシィ(K-Ci & JoJo)のような歌いぶりのグループは特に貴重に思ったものだ。
Silkもそうした少数派の歌える=ソウルを感じさせるグループで、当時では珍しい5人組、アトランタ出身というのもソウル親父に身びいきさせる要素を持っていた。
さて、そんな元(だから現かもしれないんだが)SilkのGことゲイリー・ジェンキンスのソロ作(2005)だが、内容は実に頼もしい。
これぞソウル、サウンドがあまりに70年代指向のものがあるのは賛否あろうが、いいぞ~!歌えっ歌えっと応援している自分にはたと気が付くと腰痛持ち、最近は膝も痛い。
ソウル親父にはこんな歌が沁みるのである。
Memo
Silkの5人を再確認。
Timothy Cameron、
Jimmy Gates Jr.
Jonathan Rasboro
Gary Jenkins
Gary Glenn
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