ソウルクラシック Alicia Keys
こちらは素晴らしい音楽をただ聴く身なので、良いものは良いと書くしかない。
僕が良いと書かなくても聴けばどなたにもわかるわけで、全く駄文だなぁ。
特に今日は当たり前中の当たり前のことを書く。
アリシア・キーズは21世紀初頭のソウル(R&B)の歴史として大きな影響を後世に与えるであろう。
う~ん、書いていても陳腐だ。
ただ彼女の与える影響については、ひょっとしたらメアリーJ以来のインパクトがあるんじゃないかと思っている。
ちょっとした傍証をあげておこう。
昨年来日したマンハッタンズは一曲だけカバーを歌った。
この10年間、そのカバーはBoyz II Menの"End of the road"と決まっていた。
(この歌の語りはブルー・ラベットを意識したものだという自負もあるのだろう)
しかし、今回、名古屋の4ステージのうち一つは相変わらず"End of the road"だったが、残りの3ステージに取り上げたのはアリーシャ・キースの"If I Ain't Got You"だった。
次は昨年の傑作マーヴィン・シーズのライブ。
途中に彼の語りを楽しむコーナーがあるのだが、そのバック・トラックが同じくアリシア・キーズの"If I Ain't Got You"だった。
彼女が与えた影響は若手や後輩にとどまらないということだ。
美しいリフレイン、それを重ねるごとに熱さを増していく歌、ソウルというものの在るべき姿を現在最もストレートに歌い、そしてサクセスを得たということはリスペクトをもって称えられているのだと思う。
21世紀初頭の現在、R.ケリーとアリシア・キーズさえ聴いておけばいいんじゃないの?
さてそんな彼女からの昨年のプレゼントは素晴らしいライブDVDとCDだった。
("You Don't Know My Name"は一昨年NHKが放映したライブのほうが良かったけど)
このライブでの聞きどころの一つがサポートする男性ヴォーカル。
アダム・レヴィーン(マルーン5)、彼が良い声を聴かせるんです。
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