日本発優コンピ Chicago Calling
それには日本も参加していて、昨年のコロンビア/Epicのシリーズをはじめ、世界初CD化を含めソウルのリイシュー世界では先進国であり大国ということになる。
ただコンピレーションはどうだろう。
かってコンピについても日本は先進国だった。
古典「Soul Deep」を陣頭に、サザン・ソウル、スウィート・ソウルを国内のファンのみならず世界に再評価させた実績がある。
ところがこの10年、優れたコンピはKENTを筆頭とする英国発ばかりになり、最近では本家米国でGrapevineのようなレーベルも出てきた。
別に発掘国にこだわらず、それらを楽しめばいいのだが、やはりコンピはそれを編んだ国の気質が出る。
日本人には日本発が一番しっくり来ると僕は思う。
そんな日本発コンピが少なくなった昨今だが、2004年に出たブランズウィック録音からのコンピ"Chicago Calling"は胸を張れる内容だった。
ブランズウィックにはまだまだお宝がある、という事実に無知な僕は目を見張ったものだ。
たとえばオーティス・クレイ。
HiだWayroだ、はたまた初期のOne-derfulだと彼の歌を聴いてきたが、ここに収録されているものこそ最高傑作じゃないだろうか(←ソウルマニアの血の制裁を浴びそうだが)
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