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か細い魅力 George Jackson

GeorgeJackson稀にだがシンガーとしての力以上にソウルを歌う人がいる。

カーティス・メイフィールド、サム・ディーズ、フィリップ・ミッチェル---と名前を挙げていくと、シンガーであると同時に優れたライターである人が多い。
ソウル/R&Bというのは歌力の音楽で、楽曲は素材に過ぎないのだが(もちろん良い素材でなければ良いソウルにはなり得ないが)、自ら曲を作る人だけにしか表現できないものもあるのだろう。

今日ご紹介するジョージ・ジャクソンはその最右翼だろう。
歌はか細く弱い。
しかし、その滋味に溢れることはどうだ。
シンガー・ソング・ライターと言うべきなのかもしれないが、やはりこれはこれでソウル・ミュージックだ。

このCDは米国のGrapevineによる彼の1970年代末期の未発表曲集。
自分のソロ用というより、他のシンガーに楽曲を提供した際のデモ録音なんだと思う。
1980年代初頭に様々なシンガーに歌われた原曲がここにある。

そのころ、僕はちょうど大学生で、さらにちょうど黒人になったばかりだった。
高校を出る頃からその傾向はあったんですが、浪人時代に完全に黒人になっちゃったんですよね~。

というわけで、思い入れのある曲が目白押し。

"Sweet Thing"はオベーションズがXL(サウンド・オブ・メンフィス)時代に歌った名曲。
正直告白するとサム・クックまるだしのGoldwax時代より、こっちのほうが好き。
こんな事言うとソウル・ファン失格しそうだが。

"If I could open up my heart"はWayloでのオーティス・クレイの名唱。
正直告白するとHi時代より、こっちのほうが好き。
こんな事言うとソウル・ファン失格しそうだが。
(でももっと言うと、シカゴ録音のほうがもっと好き。ゴスペル丸出しでね。)

"Cheatin' in the next room"はMalacoのZ.Z.Hillですか。
でもこれもオーティス・クレイ版のほうが好き。
"Messin' with my mind"もそうだ。

いいね~いいね~。

※このアルバムを取り上げている良サイトを発見したのでリンクしておきます。
hirutanpage←こちらから

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