極甘! Robert Winters
ロバート・ウィンターズ&フォールとなっているが、表ジャケットにはロバート一人しか写っていない。
裏をひっくり返すともう一人の黒人とのツーショット。
ということは、二人でThe Fallなのか。いや、ロバート・ウィンターズ&となっているのだから、その男の名がThe Fallなのか(そんなわけはないよな)。
一説によるとロバートは相当に古い芸人らしく、なんでも器用にこなす男がたまたまスウィート・ソウルの時流に便乗したということなのかもしれない。
事実はどうあれ、とてつもない名曲がここにはある。
"Magic Man"と"When Will My Love Be Right"の二曲は必殺だ。
ロバートは豊かなファルセットと地声を使いわける相当な技巧派でもあり、もっと評価されてもいいシンガーだとも思う。
彼はカサブランカからもう一枚アルバムを出しており、スウィートさではこの"Magic Man"に及ばないが、優れた内容。いつかそっちについても書いてみたい。
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