ドライブにCurtis Mayfield
ドライビングは7時間余。なかなかにしんどい。
仕事でもないのにどうしてそんな強行軍だったのか。
その理由はこっちのブログに書いた。
さて、快適なドライビングのために選んだのがカーティス・メイフィールドの"Super Fly"。
90年代以降、もはやソウルクラシックと認知されている一枚。
90年代以降などと書いたのは、それ以前では日本でのカーティスの評価は過小という言葉では足りないほど過小評価だったから。
僕はとにかくカーティスが好きで好きで、なぜ評価されないのか歯がゆく思っていたものだ。
で、この"Super Fly"だが、クールなファンクリズムが「走れ走れ」と言っているようで長距離ドライビングには最適である。
さて、これについていつか徹底的に書いてみようと思っているが90年代以降の日本におけるカーティスの評価は逆にいびつなものになってしまった。
言っちゃ悪いがみんなちゃんと音楽を聴いていないんじゃない?
70年代のカーティスのソロは確かにすごい。
それは「ニュー・ソウル」というジャンルを語るときの柱だ。
だが60年代のカーティスは、シカゴの多くのミュージシャンに優れた楽曲を提供した。
それは「シカゴ・ソウル」というジャンルを語るときの柱であり、「ニュー・ソウル」という狭いカテゴライズよりもっと重要だ。
さらにカーティスはインプレッションズを率い、コーラス・グループの在り方を変えた。
それは「ソウル・ミュージック」というジャンルを語るtきの柱であり、「シカゴ・ソウル」という狭いカテゴライズより遙かに重要なのだ。
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