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モハメド・アリにLinda Jones

Ali映画「Ali」で最も感銘を受けたのがリンダ・ジョーンズだった。

「アリ」はもちろんモハメド・アリを描いた映画だが、その時代背景としてソウル・ミュージックが大きな柱となっていた。

60年代の黒人公民権運動とソウル・ミュージックの誕生は不可分の存在である。
"Black is beautiful"という意識があればこそ、黒人はそれまで許容されなかったシャウトをし、ファルセットで歌った。

映画の音楽はR.ケリーを中心に21世紀の黒人達が制作しているが、物語にあわせるため当時の音楽のカバーとなっている。しかも、そっくりさんである。

そのなかで最も僕が驚いたのがリンダ・ジョーンズが取り上げられていることだった。
映画ではアリが食事をする店のショーとして、名もない黒人が歌っているシーンだったが、ソウルに詳しい人だったら誰でもわかるように、リンダ・ジョーンズ(のそっくり)が歌っている。

考えてみれば腑に落ちる。
(知っている人ならば)誰でもすぐにわかる個性、そして先に書いた通り黒人でなければできない歌表現。
そうしたものがリンダにはある。

次に興味を惹くのが歌っている曲が"For your precious love"であることだ。
これはリンダのヒット曲だが、もちろんオリジナルはシカゴのインプレッションズ(初期のVee Jay時代、リードはジェリー・バトラー)。
リンダのカバーは、オスカー・トニーJr.と並ぶ人口に膾炙されたものだし、この曲の認知度からして映画で使うには格好だろう。

映画での使われかたには文句はないが、リンダの代表曲はこれだけじゃないということは強調しておきたい。
リンダ・ジョーンズの魅力についてはまた別な機会に書いてみたい。

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