追悼Wilson Pickett
まだ60代半ばだったそうで、僕のイメージより相当若い。
全盛期の彼の歌があまりに安定していたから、そこに老成を感じていたのだが、若い頃から完成されていたということだ。
彼のようなシャウターというのは損で、歳を取ると歌に艶がパワーがなくなってくる。
まだ若い頃から、その落差に苦しんだシンガーという気もする。
そのくらい後年の彼の評価は低い、というより無視されてきたのだ。
今回紹介するのは1980年の隠れた傑作"I want you"。
相変わらずタフだが、それだけではない包容力のある歌唱も聴かせ、これは本当に素晴らしいアルバムだと思う。
もう彼はこの世にいないが、彼の業績はもっともっと評価されていい。
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