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L.J.Reynoldsのソロ その1

LJReynoldsロン・バンクスのソロに続いてはL.J.といくのが順当だろう。

こうやってあるアーティストを順に並べていくのは、あんまり本意ではない。
その日の気分で適当に、というのがコンセプトなものですから。
まあ今回は特例ということで行きましょう。

再三書いているように僕はコレクターじゃないので、あくまで持っているお皿だけ取り上げる。

さて僕が持っているL.J.のソロ録音で最も古いのが1983年の本盤。

"Lovin' Man" Mercury 818-419-1

ロン・バンクスの83年作に続き、おそらくはドラマスが活動停止時期のものだろう。

それにしてもジャケット写真が若い。
ロンの場合、体型が変わってしまい、明らかに「エロ青年」から「エロ親父」へと変貌をとげている。
それに比べてL.J.は昔から現在まで、ニカッと笑った陽気なおっさんというイメージが変わらない。
変わらない分、しげしげと写真を眺めると、やっぱり若さがあるなと驚くというわけだ。

さて内容について書く前に思い切ったことを言おう。

ライブで実際に彼の歌に接したときも思ったのだが、L.J.というのはソロとして大成するタイプの歌手ではないと思う。
もちろん凡庸なシンガーだというのではない。
デトロイト・マナーでシャウトしまくるときの破壊力はやはり凄いものがある。
ただし、ソロとして成功するには、もう少し幅が必要となる。

比較例をあげておく。Lew KirtonはInvitationsというグループのなかでも光っていたが、ソロになって益々その魅力が引き立つシンガーだと思う。
ただし、そのルーとL.J.が、バリトン対決をすればL.J.に分がある筈で、つまりは引き出しが少ないのだ。

悪口めいたが、彼の歌の貶めているのではなく、ドラマスというユニットでの彼が圧倒的に凄すぎるという意味で受け取っていただきたい。

というわけで、このアルバムについて。
ダンサーが多い。どれも軽快で80年代の愉快な雰囲気を伝えてくれるもので悪くない。
そのなかで一つ図抜けているのが"Don't Let Nobody Hold You Down"。

バラードは"Don't Give Up On Us"という真っ向勝負がある。
さらにアルバム最後の"Love Me All Over"は変化に富んだ曲で、なんだかんだと難癖をつけたが、やはり聴く者を熱くさせる歌だ。

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Comments

おおっと!L.J.が来た〜っ!そうそう、Don't Give Up On Usがいいんだよな。三年前壊れたプレーヤーを捨ててしまったので聞けない、悲しい。買わなきゃだめだな。ジャケは売るつもりが全く無いWorst物だ。制作側のやる気が全く見えん!

1st、2ndもジャケは最悪だが、なかなか良い。この時代はTheDramaticsの低迷期ですな。'79年にFIVE SPECIALってRonの弟、Bryanの BanksのグループがElektraからデヴューしている。もちRon、Ronがプロデュースしている。多分この頃ソロ活動もありながら、新人を育てたりと忙しかったんじゃないかな?Dramasがあまり売れなかったし...
でもコレクター並みだよね。それとも好みがかなり近いだけかな?

Posted by: Hidekichi | February 04, 2006 at 02:04 AM

>Hidekichiさん

Five Special!
79年のLPのラスト"You're something special"は、失神級のSweeeeeetですね。
このLPについては、また書くつもりですが、これをプロデュースしたロンの実力からすれば、彼を純粋リードにしたファルセット・グループだって容易に作れた筈。
それでも結局は様々な声域がバトルするドラマスを存続させてくれたことに感謝!

ご指摘の通り、目についたものを買っていただけで、自分から大金をはたいて、あれが欲しいこれが欲しいとアクティブな購買はしないんで、とてもコレクターの域には達しません---。
でも長い間ソウルを聴いていると、そういう抜けたつきあい方のほうが良かったなと思います。
根を詰めると飽きてしまい、いまごろプログレッシブ・ロックでも集めていたかもしれませんし(笑)

Posted by: Sugar Pie Guy | February 04, 2006 at 08:33 AM

このアルバムの記事を書こうと思い、検索してたらこちらへ辿り着きました。
んん~素晴らしいソウルへの情熱。
僕は囓る程度なんで色々教えていただきたいと思います。ということで【お気に入り】にさせていただきました。

さてこのアルバム。仰せの通り、彼はソロとしては弱い感じありますね。ドラマスでこそのシンガーなのは違いないと思います。
ただ 80'S の軽めのサウンドの中ではなかなかどうして。まぁディープなソウル ファンには物足りなさを感じるのでしょうがね。
僕のようにAOR派からすればこれは文句なしにカッコイイ音と思います。

Posted by: あっし | June 16, 2008 at 06:23 PM

あつしさん。コメントありがとうございます。御礼が遅れてしまいました。ぜひ今後おつきあいください。

Posted by: Sugar Pie Guy | August 04, 2008 at 12:35 AM

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