エロ親父 Marvin Sease
昨年、そんな軽薄な風潮に一矢を打ち込むようにマーヴィン・シーズのライブDVDがリリースされた。
隙があれば舌をぺろぺろと淫靡に動かし、自らの股間を握りしめる。
これぞ"キャンディリッカー"、エロ親父とはどういうものか刮目して観るがよろしい。
そのエロ親父No.1、マーヴィン・シーズの日本における評価はどうしてこう低いのだろうか。
多作であること、しかも内容はいつも一定の水準以上----というのがソウル・ファンには響かないのだろうか。
僕はずっと彼を追ってきた。
タイロン・デイビスの真似じゃないかという声は最早無視していいだろう。
ジェラルド・アルストンにむかってサム・クックの真似だから駄目だと言っているようなものだ。
既にタイロンは故人なのである。
さらに言えばタイロンよりマーヴィン・シーズのほうが一定の水準を維持し続けてきたと思う。
それは大変なことだ。
チタリン・サーキットがどういうものか、あるいはその中でマーヴィンが如何ほどの支持を得ているのか。
そして真のエロ親父とはどんな男か。
それが知りたければ、このDVDを観ることだ。
※画像は同時発売のCDのジャケット
一曲DVDが多いだけで同内容。両方とも買ってしまった----セットにしてくれよ。
アリシア・キーズはセット版があったのに。
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