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Ron Banksのソロ(続)

detroit一日一枚ソウル皿を紹介していく。忠実に実行したとてもたぶん一生続けられるはずだ。

まず毎年200枚くらいお皿が増える。365日365枚紹介しても、目減りするのは150枚くらい。
さらに僕の余命もいつまであるかわからない。40代半ばですからね。

ただし、この計画にも弱点がある。良いもの、素晴らしいものばかりを紹介していたら、すぐにストックが尽きてしまうということ。
いつからか残ったものばかりを紹介しなければいけなくなる。
というわけで、玉石は適度に混ぜないとね-----。

長い前置きではじまったが、今日のタイトルは「Ron Banksのソロ(続)」。
予感通り、敬愛するドラマスの、大リーダーである彼の駄作(ああっ畏れ多い!)を取り上げる。

"Boys On The Block" (RKB 112091) 1991年

デトロイト発のコンピ盤である。
ロンのほかにAl Hudsonも一曲。
あのソウル・パートナーズ~One Wayのアル・ハドソンですよ!
さらにPenny Steyerという女性が歌う"In the rain"のカバーまで収録。
全部で5人のシンガー、5曲と少ないが、これは買うしかないでしょ。

震える気持ちを抑えながらCDをスタートさせる。
一曲めがロン様だ。

うっ、なんだこりゃ。
当時流行したニュージャック・スウィングみたいなリズムの打ち込み。
歌はコーラスというか合唱が主体で、どこにロンがいるのかわからない。
注意深く聴くと、たまにこれがそうかな?という声も入ってはいるが、とにかく曲がつまらなくて聴くのがしんどい。

これはなにかの間違いだと、続くアル・ハドソンに行くのだが、これも大同小異。
まだアルらしき声がメインなので救いがあるが、それにしてもつまらない。

話は変わるが、この手のヒドさ、つまらなさではMotorCity(嫌なレーベルだった)でのスティーブ・マンチャが一等賞。
これがマンチャだとしたら、デトロイト・ソウルに熱い思いを注ぎ込んできた俺の人生はなんだったんだと落涙するくらいの有様。
考えてみると、それもデトロイトで、白人による制作だった。
このアルバムも白人(それも英国人)の制作によるものなのかもしれない。

唯一の救いが、Penny Steyerなるシンガーによる"In the rain"。
曲がいいし、なにより妙なアレンジをしていないので、なんとか聴ける。

また話題がそれるが、"In the rain"の最低カバーというのがあって、ASAP(アズ・スーン・ナズ・ポッシブル)という黒人女性グループによるもの。
10年以上前、彼女たちがユーミンの曲を英語で歌うという企画が小ヒットしたことがあった。音楽業界の「仕掛け」で、そのヒットによりアルバムも出したのだが、ユーミンの曲ならまだしも"In the rain"は無理だった。考えようによっては「雨の中でぐしゃぐしゃになった惨状」を表現しきっていたとも言えるが。

というわけで今日はここまで。
ロン様が悪いのではない、きっとなにか事情があったんだと信じながら----。

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Comments

相変わらず買ってみえますね(尊敬)

>まず毎年200枚くらいお皿が増える。

200枚割る12ヶ月×1500円では〜ざっと25000円/月ですか。
勤め先が昔のままですと昼休みにHMVは楽勝でしょうからそれくらい買っちゃいますよね。

>クズは適度に混ぜないとね-----。

うちではその前に紹介したかどうかを忘れそうなので基本的にABC順でやってます。(^^;
(レコード棚が一応ABC順、自分が飽きない様に同じアーチストは続けない様にしてます)
当然、クズも混ぜます(笑)

>ロン様が悪いのではない

「good guys don't always win」
私の信条です。(^^;

Posted by: アドヒスタ | February 02, 2006 at 07:40 PM

>アドヒスタさん
「good guys don't always win」
アドヒスタさんのブログタイトルでもありますね。
(今読んでいる最中です。素晴らしい内容です。)

そうそう、Hotlantaの第3集を入手しました。
"Holding the losing hand" (KENT CDKEND256)
まだまだあるのか!Sam Dees未発表。

> ざっと25000円/月ですか

そんなにかからないんですよね。今の時代。
(おっとこれ以上はヤバい)

Posted by: sugar pie guy | February 03, 2006 at 12:24 PM

>おっとこれ以上はヤバい

じゃ、ここまでってことで。(笑)

>まだまだあるのか!Sam Dees未発表。

もうずいぶん買っていないので、こう云った話を聞いても平気です。(笑)
でも、「Bigg Robb - Can I Jingle Your Bell」を聞いてから良いものだけを買っても良いかと思い始めました。昔と違って曲を確かめて買える様になりましたから良い時代になりましたね。

>今読んでいる最中です。素晴らしい内容です。

音系戯言さんの様に「あくまで自己保有音源整理の為と、流行のブログウェーブにのった自己満足系。」です。
「どうせiTunesに入れる為にレコードから変換したんだからブログにしちゃえ」ってことですね。
そのあとインターネットで探してもなかなかジャケットが見つからないんで、それじゃ写真も入れようかって事になっています。
内容に関しては恥ずかしい限りでsugar pie guyさんの足元にも及びません。自分が後で聞き直す時の記録みたいなものです。

どちらかといえば「Golden Age Of Soul Music」の方を充実させたいと思っています。

Posted by: アドヒスタ | February 03, 2006 at 07:33 PM

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