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カクテル談1 The Clovers

Cloversこのところ熱中しているのがカクテル作り。

シェイカーやミキシンググラスといった道具、そしてスピリッツやリキュールを何種類も買い並べ毎夜、いろいろチャレンジしては酔っぱらっている。

このきっかけとなったのが知人に連れていってもらった代々木上原のバー「カエサリオン」。
この店のバーテンダー田中さんの作るカクテルは素晴らしい。
アルコールに甘さが加わると危険なほどうまいということをはじめて知った。
カクテルなんて甘いジュースだと思っていた無知が恥ずかしい。

先週も東京に出張した折「カエサリオン」に寄った。
春にだけ出すミント・ジュレップが絶品と聞いていたので、席につくなり田中さんに頼んだのだが駄目だった。
ミントは自宅の庭で栽培しているそうだが、まだ早いとのこと。
市販のミントは熟成前に伐採してしまうので香りがたりないとも聞いた。
6月が一番おいしいというので必ずその時期に行こうと思う(仕事を調整してと---)。

というわけで楽しみにしていたミント・ジュレップは飲めなかった。
悔しい、というわけで取り出したレコードはクローバーズ。
"ワン・ミント・ジュレップ"は彼らの代表曲のひとつ。

クローバーズは1950年代前半を代表するN.Y.のコーラス・グループで、Doo Wopにカテゴライズされることがあるが、ややニュアンスが違う。
むしろ40年代のバード・グループから、Doo Wopへの橋渡しをした連中で一つにとどまらない黒人音楽の多様な魅力を持っている。

アメリカ人のDoo Wop好きは特別で、それが逆に作用してクローバーズの現在の評価は低いように思える。
僕はDoo Wopは好きだが、正直一つのグループを続けて聴いていると表現方法の狭さに飽きてくる。
しかしクローバーズはまったく聴き飽きない。大好きなグループだ。

今日取り上げたのは1980年に出された日本の編集盤。
Atlantic 8009のジャケットを使いながら内容は独自のベスト-----ということになっている。
編集は桜井ユタカさんだと思うが、なぜか彼らの55年のヒット"Blue Velvet"が入っていない。母体のLPの収録曲なのに。
これが当時の僕を苦しめた。この曲は山下達郎が"On The Street Corner"(当時は限定盤だった)でカバーされていて、どうしても原曲が聴きたかったのだ。

このLP、B面は実はAtlantic 8034"Dance Party"から収録していて、入れるならA面しかなく、限られた曲数のなかでは魅力に欠けると桜井さんが判断したのだろう。
当時はずいぶん恨めしく思ったが、いまとなってはB面にその後リイシューされていない音源が固まって入っておりありがたい。

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