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溌剌! Keyshia Cole

KeyshiaCole昨日に続いてルーサーのネタで。

昨日紹介の追悼盤の目玉が、メアリーJの歌う"Never too much"。
最初ラジオで聴いたときは誰が歌っているんだと気になった。

しかし音源を入手して聴いてみると、少し違うんじゃないかと思えてきた。
メアリーJの歌はうまいんだが、弾けかたが足りないような----。

それに比べ断然気に入ったのがキーシャ・コールなる女性のバージョン。

"Never"というタイトルで、カバーではないが、大胆にルーサーの歌とキメのギターカッティングをサンプリングして使っている。
これだけだと安易な便乗じゃないかと思われそうだが、キーシャの歌はまっこうから立ち向かい負けていない。
中盤のラップも僕の好みにストレートで、カバー以上の魅力ある完成形だと思う。

これが気に入ったのは僕だけじゃないようで、英エクスパンションのコンピレーション"Soul Togetherness"シリーズにも収録されていた。
このコンピは時代は問わない(日本で言うフリーソウル的)選曲=おのずと旧譜ばかりなのに、ぽつんとリリースされたばかりの新曲が入っているところからしても、編者は相当気に入ったのだろう。

この曲ばかりに集中したが、他の曲での歌も悪くない。
なかなかの逸材ですよ。

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