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Sam Cooke

Sam最新号の「ブルース&ソウル」誌の特集がサム・クックだった。

その特集を読み、またサム・クックを聴きかえしている。

今日取り上げるのは僕が最初に買ったサムのレコード。
CD時代の現在から考えると収録曲も少なく、重要曲が含まれていないなど満足できるベスト盤ではないのだが、当時はこのレコードでサムに夢中になった。

20代だった自分と、そして正真正銘の中年となった今。考えかたも違うし、なにより音楽体験の量が変わった。
その違いはサムを聴くことで明確になる。
あの頃感じたサム・クックの魅力とは、今はまた別なところに惹かれている。

ソウルという音楽に、どうやら死ぬまで浸かっていそうだが、いつになってもそれはサム・クックのまわりを周回運動するのだろう。


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Comments

Sam Cookeは永遠ですね!
L.J.、Al Green、Donny HathawayそしてEddie Levertなども大好きだけど、Samは別格ですな。50'sはほとんど聞かないだけど、Samだけはいつ聞いても新鮮に感じるのです。(聞かなくてもいつも頭の中でなってるけど...)
Hidekichi

Posted by: Hidekichi | March 18, 2006 at 05:03 AM

>Hidekichiさん

サム・クックを聴くたびに、歌表現とはなんなのかという謎を感じます。
たとえば、O.V.ライトと歌比べをすると、シャウトしながらのシンギングという技法の評価点ではO.V.のほうが上にくるかもしれない。
しかし、その与える深さで僕はサムのほうが上だと思う。
(当たり前ですがO.V.はグレートです。神様並、その上だからゼウスかアマテラスか---)

ここでちょっと話題を変えて。

昔"Another Saturday Night”という曲が大好きで、それがここで紹介したベストには入っておらず、それで二枚目のサムを買ったのですが、その後ソウルをたくさん聴くようになって、「あんなポップな曲」と軽んじるようになりました。
でも、いままたこの曲はいいなぁと思うように帰ってきました。
これが大人になったということなのかも。

Posted by: Sugar Pie Guy | March 18, 2006 at 09:40 AM

僕にとってのサム・クックは最初はポピュラー歌手としてでした。
ナット・キング・コールほど大人でなく、レイ・チャールズほと泥臭くない。
そのイメージはストリングスがついたやや甘い歌声でてな具合。で、なんとなく好きだった。
次に現れたのはオーティス・レディングのアイドルとしてのサム・クックです。
つまりソウルの源流としてのサムですね。
Chain Gang とか A Change Is Gonna Come, Shake などでオーティスの歌のせいか「へー、ソウルフルなんだ、、、!」と認識を改めた訳です。しかしこの時点ではそうした曲を実際聴けた訳ではなかったのです。
ところが衝撃はスペシャルティ・レーベルのリイシューとともにやってきました。
Two Sides of Sam Cooke を聴いた時の驚きは予想外でした。ソウルフルとは言いがたい勿論ナット・キング・コールでもない、カテゴライズを超えたサム・クック一人カテゴリーが立ち現れてきたのです。
I'll Come Running Back To You にはとにかく夢中になりました。スムーズなフレーズの展開、高音部でのかすかなかすれ声、ウォーウウォウウォウォー、アノウアノアノというかけ声、三連のピアノ、チラッと入るギターなどのサム・クック印をその時初めて体験しました。すべてぴったりハマっているという感じ。
僕にとってのサム・クックはこれにつきると言ってもいいでしょう。今でも一番好きな曲ですね。ときに、この曲ってカバーはあまり見かけないね。アカペラで間延びしている Persuations が取り上げているけど。

Posted by: frisco | March 18, 2006 at 11:39 AM

>friscoさん

僕の持っているCD"The Man And His Music"では"I'll Come Running Back To You"は3曲目、4曲目が"You Send Me"で、ゴスペル時代からポピュラーフィールドに踊り出る、まさにツーサイドの分岐点。
このベストCDでも一番の聴きどころです。

Posted by: Sugar Pie Guy | March 19, 2006 at 12:09 PM

Sugerさん、技術的に上手い人はたくさんいますよね。結局は人それぞれの好みになってしまう。最近のR&B系なんてみんな技術的には凄い事やってる、でもつまんないんだ。
声と表現力、これに尽きる。そう言う意味ではSamを超えた物を私は聞いた事が無い。優しいんだよね、本当の意味でもHealingだ。
Friscoさん、HidekichiもSamの歌ったスタンダード曲は大好きです。何を歌っても受け入れられるなんてそうない事だ。
Hidekichi

Posted by: Hidekichi | March 21, 2006 at 03:08 AM

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