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命日 Marvin Gaye

Marvingaye_bests今日はマーヴィン・ゲイの命日。

1984年4月1日。
日本に伝わったのはほぼ翌日と言っていいだろう。
僕が知ったのも新聞の訃報欄の掲載だった。

僕は学生で、若さゆえの狭量でプライベートな音楽、たとえばロックのような個性の音楽を受け入れられなかったから、"What's going on"、"Let's get it on"を頂点としてそれ以降のマーヴィンは落ちる一方だと見ていた。
マーヴィンの最高傑作はタミー・テレルとのデュエットだと確信していた。
(かえって今となって"I want you"や"離婚伝説"の良さがわかってきた)

だから83年の"Sexual Healing"は鮮やかな(奇跡的なと表現してもいい)復活に思えた。
マーヴィンの人気やセールスの盛り返しではない、芸能としてのソウル・ミュージックへの復帰だと思った。

ちょうどMTVがはじまった頃でタキシード姿のマーヴィンの映像を見ることができ、当然来日コンサートもあるだろうと楽しみにしていた。

その矢先の訃報。
陳腐な表現だが、大きな喪失感だった。

その夜、"Your Precious Love"を聴いた。
まさにこの歌の通りマーヴィンは天国でタミーとデュエットしているかもしれないなと思いつつ。

今夜もこの曲をまず聴こう。
※画像は僕がはじめて買ったマーヴィンのレコード。"Your Precious Love"も当然収録されている

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Comments

そうそう、Marvinの命日でしたね。

何だろう?彼よりも上手いシンガーはたくさんいるし、作曲能力がとびきり凄かった訳でもない。John Lennonのようにカリスマ性が高かったんだね。音楽的に言えばStevieの足下にも及ばない。しかしその影響力と言えば今でもフォロワーが後を絶たない。私も大好きなシンガーの内の一人だ。

Posted by: Hidekichi | April 02, 2006 at 04:15 AM

4月1日。エイプリルフール。
ラジオかなんかで当日聞いた記憶ですがにわかには信じられなくて、エイプリルフールの冗談が間違ってニュースになったんじゃないかと願ったが翌日の朝刊の訃報欄で本当だった事を知りました。
70年代始めの当時ニューソウルとも呼ばれた時以降ソウルミュージックにどっぷりと浸かってしまい90年代の半ばまではかなりの量のレコードも購入したが、今から考えてみますとマービン・ゲイが亡くなってからは惰性でしかなかった気がします。
Hidekichi さんの云われる様にソウルシンガーだったらもっと上手いシンガーはたくさんいるし、アーチストとして見ても同様です。
おそらくソウル・ミュージックのファンは他のジャンルに比べてソウル(魂)の表現を重視した音楽を求めているのもと思いますが、何処かの記事で「ソウルでなくハートのこもった音楽を作って行きたい」と云うインタビューを見た記憶が有ります。
個人的には「ハート」よりも「ソウル」の語感の方が好きで違和感が有るのですが、形式化した「ソウル・ミュージック」と云う事でなく「心のこもった音楽」目指したところが自分の好みに合致したものと思います。ですから離婚後のゴタゴタをねちねちと歌った「Here, My Dear」も結構好きだったりします。
私の場合亡くなった後に聞いたのは「What's Going On」でした。最近車の中で「Symphony/Dream of a Lifetime」を聞いて涙しております。

Posted by: アドヒスタ | April 02, 2006 at 06:46 AM

昨日は一日マーヴィンを聴いていました。

アルバム"I want you"、"Let's get it on"など。
初期のマーヴィンはバラディアーに憧れている風があり(ナット・キング・コールと言われています)、猫なで声で歌っていましたが、その芸風をアーティスティックに昇華した課程に、ぐっときます。
あと10年彼が生きていたら、もう一つの高みに登ったろうと確信しています。

故人をどうこう言うのは失礼ですが、ジョン・レノンが長生きしたとして、かっての高みに登り得たかというと疑問です。

マーヴィンの死は、あまりに惜しい喪失でした。

Posted by: Sugar Pie Guy | April 02, 2006 at 07:56 AM

確かにSUGERさんの言う通り、John Lennonと同等の扱いのようにしちゃったのは適切じゃ無かったですね。ただ存在感としてはJohnは今でも凄い訳ですよ。決して私はJohnのファンじゃないし正直一枚もLPを持っていない。そんな事どうでもいいけどMarvin Gayeは大好きだ、Stevieよりも遥かに好きなんだよね。理屈じゃないんだよね、Soulは、きっと!

Posted by: Hidekichi | April 04, 2006 at 12:40 AM

>Hidekichiさん

おっと(汗)。ジョン・レノンを引き合いに出したのはHidekichiさんのコメントとは全く関係ありません。
ジョンの死が僕の高校のとき、マーヴィンは大学のときと近かったんで、どうしても比べてしまうんですよ。
あと僕はビートルズ大好きです。

ちょっと話題を変えますが、ジョンって、音楽ファンとしてオタクっぽいところがある。
ビートルズの初期はカバーが多いけれど、「どうだ、この選曲は通だろう」と言わんばかりの取り上げ方なんです。
彼はエルビスが大好きだったそうですが、敢えてエルビスの曲を歌っていないし、きわめつけは"Mr.Moonlight"で、オリジナル7インチはとんでもなくレア。
ビーチボーイズがアルバム"Party"で、ライバル(と目されていた)ビートルズの曲を歌っちゃうのとは好対照。
※もちろんビーチボーイズも大好きです!

話をもどして、正直なところスティービー・ワンダーが駄目なんですよ。
まあベスト盤くらいしか聴いていないので決定的な判断じゃないんですが---。

Posted by: Sugar Pie Guy | April 04, 2006 at 05:58 PM

Stevieは"Hotter Than July"ぐらいまでは大好きだったんですよ。EW&Fもですが、残念ながら80's中期から打ち込みになり、サウンドがどんどんつまんなくなって行くんですね。イメージが壊れて行った。
きっとMarvinの打ち込みサウンド(Midnight Loveはその先駆けだった)はならなり期待出来た、多分そう言う事でしょう。ねえSugerさん?
Marvinは最初Nat King Coleスタイルで始まり、シャウターで開花し、What's Going On以降はMixed Voiceで勝負した。まるでカメレオンのようにスタイルを変えて来ていた。きっと今生きていても今時のスタイルに順応していたであろう!
ある意味彼の不器用さと適応力、そしてとてもシャイで繊細な性格が歌に出ている、それが大きな魅力なのではないでしょうか?あえて過去形にしませんでした。

改めて、Marvinは永遠です。

Posted by: Hidekichi | April 05, 2006 at 10:57 PM

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