音楽の力 Curtis Mayfield
昨日のChange Of Paceは、はっきり言ってB級だったが、今日は断トツの傑作である。
Back To The World Curtis Mayfield (Curtom 8015) -1973-
しかしこれはベトナム反戦とは少々違う。
ベトナムからの撤退が決まり、ようやく国に帰ってきたが、人種差別や貧困を目の前にアメリカはベトナムの戦地とどれほど違うのかと問うている。
カーティスには「アメリカみたいな国はほかにない」"There's No Place Like America Today"というアルバムもあり、この時期の彼の一貫したテーマだ。
ただ、そうしたメッセージにうむと頷くのも一つだが、なによりも音楽として完成している。
詩の中身よりも、ただ音楽として最高にクールでかっこいい。
カーティスの甲高いファルセットと、ワウワウ・ギター、ラテン・リズムのグルーブ、それらが渾然一体となって黒いグルーヴを発する。
ご存じの方には当たり前だが、こうしたカーティスの音に影響されたのが山下達郎で、ぜひ彼の77年のアルバム"Spacy"と併せて聴いて頂きたい。
ところで、僕が持っているこのカーティスのアルバムは日本盤で、今野雄二さんの的確なコピーがついている。リアルタイムで"Super Fly"をしのぐと喝破したのは大したものだ。
いや、そのどちらが上かは決したわけではなく両者とも名盤だが、僕は楽曲の親しみやすさでこっちが好きなので----。

すいません。コピー読めませんね(汗)
あの傑作「スーパーフライ」をはるかにしのぐ、これはヒューマンなジャーナリスト、カーティスの最新かつ最高の傑作である!-今野雄二-
日本コロムビアから出ていて2000円でした(いまCD買うより高い)。
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