アホでしょ Love Ship
Love Shipというグループ名はともかく、宇宙から「ええ女」を求めてやってきたというジャケット・コンセプトがアホ。
セットと衣装がチープなのが、さらにアホさを加速し、結果として素晴らしいソウル・センスに昇華した。
※画像をクリックすると拡大するので、ぜひ細部までご賞味いただきたい
話題がそれるが(しょっちゅうだよな)、50年代のSF映画というのが大好き。
特に顔を銀色に塗っただけの宇宙人が出てきたり、ロケットから出ている煙が上にたなびいていったり、さらにそのロケットを吊すピアノ線が見えたりしたら、たまらない。
しょせんSF映画は作りもので、それを宣言しているぶん、どんな奇妙な設定でも楽しめる。
これが最近のCGになると、あまりに真に迫っているので「そんな馬鹿なことがあるかよ」と観ていてかえって醒めてしまう。
50年代SFから一本選ぶなら「宇宙水爆戦」。フィフティーズの地球上の風俗と、宇宙人が交錯する映像は僕にとってはドリーミィだ。
そろそろ話題を戻そう。
"Love Ship" Love Ship (Cash Ear MEGCO 9253)
制作年のクレジットがないので推測だが70年代後半(もしかして80年代に入っているかも)だろう。シカゴ録音。
全体はミディアム・ファンク系のサウンドになっているが、歌の線は太くなかなか聴かせる。
この手のファンク系LPにはお約束のメロウ系バラード"Absence"、"Music Man"が素晴らしい。
さらに軽快なミディアム"I Wish"、"Love So New"も楽しく、もっとまともなジャケットにしたほうが売れたんじゃないかと思う。
いや、こんなジャケットにするセンスだから、美味しいんでしょう、やっぱり!
ジャケットは見開きになっており、そこでは美女三人を手中におさめた連中がにんまりとした写真が使われてます。いや素晴らしい。
メンバー3人は以下の通り。
William Thompson
Gregory Miller
Larry Ferguson
“Love So New”では女性シンガーAngie Dittoがリードを取る。
曲についてはしごく真面目なのだが、最後の"The Wave"は妙なSEと共に全米の都市名を連呼する、言ってしまえばアホ曲で、ジャケットに通じている。
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Comments
ジャケ、サイコーです!!
これだったら私もジャケ買いするかも・・・。笑
Posted by: nasa | April 07, 2006 11:05 AM
アホジャケは、エロジャケと並ぶ私のコレクション重要対象です。
同じ内容で同じ価格だったら、アナログよりCDを選んでしまう軟派な私ですが、上記のジャケットだったら話は別。
でもアホジャケはなかなか少ないんですよね----。
Posted by: Sugar Pie Guy | April 08, 2006 12:03 PM