ジャズ音痴に Biz Markie
そのときは「俺はジャズが好きなんだ」という意気込みで、CDを5枚くらい買う。
(重症のときは20枚くらいだが、ここ数年は軽度ですんでいる)
しばらく聴くと、飽きてきてやめてしまう。
この繰り返しで、だから100枚くらいはJazzのレコードやCDがあるのだが、なんとも中途半端なボリュームで、客観的にみてJazzは僕にむかないのだろう。
一番の理由は「曲が長い」こと。
3分から長くても6分程度の曲ばかり聴いていて、その性がしみついているんだと思う。
いや気が短く飽き性なだけか。
そんな僕でも聴くことができるJazzが今日紹介するもの。
Diggin' On Blue mixed by Biz Markie various
(Toshiba TOCP-65247) -1999-
奇才ビズ・マーキーによるBluenote音源のMix。これが実におもしろいんだなぁ。
数分程度を次々につなげていき、そこにスクラッチや、ビズの例のおとぼけMCが入る。
Jazzファンからは顰蹙だろうが、クールでかっこいい。
オルタネイティブなモダン・ジャズもあるが、ファンキーなもの(殆どR&B)も混ざっていて、とにかく楽しめる。
難点はCD一枚一時間以上で一曲なこと。
好きな箇所に飛ばせない。
(こういうときはCDは不便。アナログレコードのほうが融通が利く)
普通なら辛いのだが、BGMとして流しておくと気持ちよく一枚聴き通してしまうので、なんとかなる(でもチャプターは分けてほしかった)。
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