多士済々 Funky Divas
ビッキィ・アンダーソン、マーヴァ・ホイットニー、アナ・キングほか多数のシンガーを収録している。
一曲シュガーパイ・デサントも入っている(彼女もJB絡みだったんだね~)。
Funky Divas various (Polydor POCP-7308/9) -1998
僕が持っているのは日本語盤。
英文ライナーの邦訳がついているのだが、直訳で読み辛い部分もある(日本語としておかしかったり)がなかなか興味深い。
JBショーの初期にはエタ・ジェームスが参加していたこともあり、先のシュガーパイ・デサントはエタの紹介で彼女の後釜として参加した---など。
JBの凄さというのは、様々に語られているが、プロデューサーとしての凄さも見逃すわけにはいかないと思う。
単に音として残る以上の、つまりここに収録されている多数のシンガーを見出し、それぞれに役割を振ったというのは、まさに興業の天才的プロデューサーだった。
1950年代から60年代のJBショーがどんな内容だったのか、想像するだに身震いがくる。
やがて花開くソウル・ミュージックの原初のパッションがそこにはきっとあったことだろう。
この2枚組を聴きながら、そんな夢想にひたってしまう。
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