賢妹 Carolyn Franklin
いつも言い訳しているように僕は女性シンガーに疎いので彼女を聴くのはこれがはじめて。
Sister Soul Carolyn Franklin (KENT CDKEND 265) -2006(org.1969-1976)-
血は争われない、歌はさすがにうまい。リズム感もよく幅も広い、バラード、ミディアム、ダンサーそしてお姉さんのようなゴスペルタッチのものまでなんでもこなす。
ただ残念なのは強烈な個性に欠けることで、アリサ・フランクリンのあまりに巨大な存在感について改めて思い知る。
正直なところ、僕の一番の関心はモーメンツの"Not On The Outside"のカバーに行ってしまった。別格のリンダ・ジョーンズを筆頭にいろいろな人が歌っているが、アリソン・ウィリアムズのものと並ぶ出来で気に入ってしまった。
ほかにもスタイリスティックスの"You Are Everything"をハスキーな語りからはじめてカバーしている。
いやカバーだけじゃないんですけどね。
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