助っ人職人 Eban Brown
それをスウィート・ソウルでやってしまうのが今日紹介するEban Brown。
まだまだ若いのだが、90年代におけるレイ、グッドマン&ブラウン、マンハッタンズ、デルフォニックスなどの、つまりはリバイバル・ショーの助っ人を渡り歩き、現在はスタイリスティックスに在籍しているという。(ラッセル・トンムソンは脱退したのかな?)
Harold E.Brownと名乗っていることもあるが、その彼のソロ第二作め。
Restless Eban Brown (Stardom) -2004-
ジャケット、裏ジャケ、CD面とすべてでギターを抱えている。あるときは小林旭のように、またあるときは田端義夫のように----と、受けを狙っているかのようにベタなポーズ。
内容もその通りで、殆ど彼のギターから始まる曲ばかり。アコースティックで、ちょいとジャージーでなかなか達者なもの。
一曲、まさにスタイリスティックス(=ラッセル・トンプソン)としか思えないような歌い方のものがあり、そのはまりぶりには舌を巻く。まさにスウィートの助っ人の面目躍如。
でも顔はフーテンの寅さんにも似ているなぁ。
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