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ゴスペル Ben Moore

Benmoore2 こちらはベン・ムーアの1982年作。

 ほぼリアルタイムでLPを買って、気持よく聴いていたのだが、迂闊なことにこれがゴスペルだと気が付いたのは相当後のことだった。
 英語力の無さが最大要因だが、"Jesus Saves"という曲もあり、そもそも曲名すら意識せず聴いていたというわけで、迂闊を通りこして情けない。

Purified  Ben Moore (Priority Ju 37724) -1982-

 プロデュースは引き続き、パパ・ドンことDon Schroederがやっており、ナッシュビル録音。内容はゴスペルであれ1980年代初頭のサザン・ソウルの音が楽しめる。かっての濃密な音ではあり得ないが、懐古志向に陥ってはおらずこの時期のサザン・ソウルは決して悪くない。

 ベンの声は相変わらず快調。甘さと包容力、そして深さもちょいとある。なにより華のある歌で、世俗でもう少し録音を残してほしかった。
 ちなみに他にもゴスペルのアルバムがあるらしいが僕はこれしか持っていない。

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