キラリと光る Ben Moore
この人は、"I'm your pupett"のヒットで知られるジェイムス&ボビー・ピューリファイの二代目リードだったと言われる。ボビー・ピューリファイの代わりをこなしたということで、だったらジェイムス&ベンじゃないかと突っ込みたくなるが、それを言わないのがソウル界のしきたりである。
それ以前はフロリダでスペンス・ジェイムスという人とデュオを組んでいたという(Ben & Spence)。もともとデュオ志向の人だったのだろう(そんな奴おらんやろ、という突っ込みあり)。
その彼が満を持してソロに転身、吹き込んだのがこのアルバム。
Slow Dancing Ben Moore (Roadshow BXL 1-3443) -1979-
1979年という難しい時期に出されたものだが、確かにサザン・ソウルの風味が残っており、ディスコっぽいものもあるが悪くない。
A-1のダンサー、A-2のミディアムと気持よく、さらにマスカレーダーズのカバーなどお楽しみもあって、けっこう好きな作品だ。
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