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驚きは再び Phillip Mitchell

Phillip_mitchell_pick_hit_of_the_week 昨日紹介した発掘盤が出て一年、2005年にまたまた腰を抜かされたのは、その続編が出たことだった。

 Grapevineのオーナー(ゲイリー・Jさん)の強い思い入れで、さらに20曲。
 普通、出し殻のようなもので、クオリティが落ちそうなものだが、とんでもない。むしろ第一集より良いんじゃないかと思う内容。

Pick Hit Of The Week Phillip Mitchell (Grapevine GVCD3021)

 今回もマッスル・ショールズ録音のすべてデモだが、その完成度は高い。
 実にどうも、とんでもない才能なんだと思う。サム・ディーズと比べても遜色ない。

 こうなると彼の正規盤も、しっかりした形でリイシューしてもらいたい。
 Smash、Shout、Hiのシングル盤。しかし一番問題になるのは、やはりAtlanticからの2枚のLPなのかも。頭が硬いというか、Atlanticはなかなか音源をリイシューレーベルに譲らない(コティリオンのようなディストリビュート傘下のものは割と出てくるのだが)。

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