超レア? Rythm Machine
インディアナポリスのこのグループ。ちょっと前からCDになるというニュースは流れていたんだけれど、延期、中止という噂も散出し、どうなることやらと思っていたのだが、めでたく世に出た。
と書くと、いかにも僕がやきもきしていたみたいだが、元来レア盤(という価値)には全く興味がないので、どっちでもいいやと思っていた。内容については「全く」期待していなかった。
ところが聴いてみると悪くない。スウィート・ソウルのレア盤と言われたこともあったが、そんな曲はない(ミディアム~メロウなのはあるが)。しかし全編を貫くファンクがいい。
初期のクール&ザ・ギャングに通じるような、黒っぽいんだが、どこかインテリジェンスを感じさせる部分もあり、自分たちの演奏もなかなかうまい。
ジャケットも良いよなぁ。宇宙空間で顔出しちゃいかんだろ、とか、いやこれは生首をくくりつけてあるんだ、とか見方はいろいろできる----じゃなくて無茶苦茶。それが良いじゃないですか。
グループ名も「すかしてる」。リズム・マシーンって電子音がピコピコ鳴るやつですかぁ?と突っ込んでみたり。
ソウル名盤とまで持ち上げる気はないが、普通に買えるCDならば持っておいて悪くはないと思う。特に70年代のガレージ・ファンクが好きならば、あるうちに買っておいたほうがベターですよ。
※このグループはアルバム以外にシングルが3枚あるとか。そのシングルの一曲が含まれるコンピレーションCDを明日は紹介する
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