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いきすぎ Spirit Of Memphis

Spiritofmemphis ゴスペルはあまり聴かないので、その魅力がわかっているわけじゃないのだが、さすがにこれは凄い。

 昨年まとめられたスピリット・オブ・メンフィス。Kingの全録音にPeacock録音をプラスした2枚組CD。リイシューしたのは英国のアクロバットというレーベル。ライナーはただタイプで打っただけという味気ないものだが、それを補って余りあるほどジャケットが素晴らしい。飾りたくなるCDだ。

Happy In The Service Of The Lord Spirit Of Memphis (Acrobat ADDCD 3007)-1949~1951-

 一部バックの演奏がついたものもあるが、殆どがアカペラ。
 抜群のリズム隊のコーラスをバックに、リードがバトルを交わす。そのリード役は3人、トリプル・リードというわけで、スリリングが掛け合い。興が乗ってくると絶叫に近いシャウトまで入り、没我の境地というか、あっちの世界にいきすぎ。

 2枚組全23曲というボリュームも、苦もなく聴き続けられる。正しくは、どれも同じような曲なのだが、そのリズム感とコーラスに聞き飽きない。

 秋になったら、ゴスペルを聴き進んでみようかと思ってみたり。

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