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ロックンロール The Coasters

Coasters なんとなく古いR&Bが聴きたくなって、久しぶりにコースターズを棚から引っ張り出した。

 米国の良心ライノがまとめた2枚組CD。ライノには随分お世話になったが、最も良い仕事をしていた時期の、その勢いを示したリイシューだったと思う。

 贅沢な体裁(たかが2枚組なのにボックスになっている)、綺麗な写真、音質は抜群、そしてライナーにはジョニー・レイバーとマイク・ストーラー(もちろん、コースターズの殆どの曲を書いた名コンビ)を招き一曲一曲について対談させている。

 たまに間違えている人がいるが、コースターズは、同時期に一世を風靡したドゥーワップではない。ジャイヴの時代から続くノベルティ(お笑い)風味のある歌謡芸人である。

 しかし、レイバー&ストーラーの曲、即ちロックンロールに乗るノベルティというのが、他には得難い魅力。
 スピーディでアクが強く、ツボにはまるとかっこいい。

 ただ、この時代のグループにありがちな話だが、そのときどきによってメンバーの数も4人だったり5人だったりで、この個性はアイデンティティというより、ショービズの力によっているところは多い。

 全盛期の彼らの映像が観たいものだ。
 グループによる音楽コント、そういった伝統を失ってしまったのはブラック・ミュージックにとってなんとも痛い。

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Comments

これは素晴らしいリイシューだ。
僕もレコ屋(今はなきK&K)で一目惚れで即買いでした。
(かさばるからこういうタイプのボックスは嫌いなのに)

>ノベルティ(お笑い)風味のある歌謡芸人
同感です。Treniers や Cadillacs などもそうだよね。
Black Eyed Peas も実はその系統じゃないか、、、

Coasters のメンバーだった Young Jessie もお気に入りR&Bハード・シンガーなんだな。

Posted by: frisco | September 05, 2006 at 11:50 PM

Young Jessieは1957年当時のメンバーだったようです。
桜井さんによると「第二テナー」とのこと。

Posted by: Sugar Pie Guy | September 07, 2006 at 04:20 PM

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