D.C.Live その3 素適な面々
ワシントンD.Cのソウル・ショーのDVDのなかから、素晴らしいシンガーを取り上げる。
Captain Fly(キャプテン・フライ)なるおじさん。う~ん、思い当たらない。
しかし、こいつの歌が素晴らしい。ロートル軍団、どうしても歌のダイナミズムには欠けてしまい、映像がないと辛いのだが、このキャプテン・フライは、なかなかのシンガーだ。
ショーの途中でイントルーダーズのティーンズ・ソング"Cowboys To Girls"を楽しそうに歌う。子供の頃、西部劇をやったね、僕はカウボーイで----という歌詞が、懐かしいあの時代への想いをかきたてる。
さらに、彼はファイナルを歌でとりしきる。一同からも現時点での声の出が認められているのだろう。
ほかにもこのDVDには、オリオールズ、スパニエルズ、ほか実力のあるグループが多い。
そのなかで、おやっと思ったのが、The Jewels(ジュエルズ)という、おばちゃん3人。もう老境(失礼!)の域に達しているのだが、声はティーンズのガール・グループ然としている。ステージの途中で、クレジットにはないがソウルの名曲を次々とメドレーで歌っていく。"Forever""Tears In My Pillow"---いくつ知っているかトリビアとしても楽しみました。
そして、特に素晴らしかったのがH.A.L.O.(ヘイロー)という4人組の男性コーラス・グループ。メンバーの年齢は40歳くらいだろうか、現役を感じさせる歌とコーラスだった。
ああ、こんなソウル・ショーを観たい。そんな気持がつのる「好き者限定」のDVDだ。
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