D.C.Live その4 珍品William Devaughn
ワシントンD.Cのソウル・ショーのDVDのなかから、珍しいシンガーを紹介。
ウィリアム・デヴォーン。
稀代の名作"Be Thankful For What You Got"で知られる人だが、未だシンガーとして現役とは意外だった。
ご承知のように、もともと歌は大してうまくない。ゴスペルとフィリーのサウンドが絡み合ったトータル・アルバムのなかで役割を果たしたというのがその名作の正体だから、正直現在のステージを観るのは辛い。
でも曲がいいですからね。それに、とにかく懐かしい。
歌をけなしたが、歳のわりにスタイルは崩れていないし、白のズート・スーツに白のハットが非常にお洒落。昔からこんな格好で歌っていて流行が一巡したのか、現役のお洒落なのか。(アンソニー・ハミルトンが最近作でこんな様な格好をしていた)
ところで、彼は2枚のアルバムがあって、名作の1stに比べ2ndの評価は非常に落ちる。でも僕はそんなに悪い内容だとは思わない。そのうち取り上げてみよう。
それにしても多彩な面々が現れるソウル・ショー。
ああ、こんなソウル・ショーを観たい。そんな気持がつのる「好き者限定」のDVDだ。
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