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モダンディープ Governor

Governor このところ、ソウルと呼んでさしつかえない歌唱を聴かせる若手シンガーが増えているようだ。

 そのなかで最も成功したのがアンソニー・ハミルトンのように思うが、これがもっと大きな流れになってくれると僕にはありがたい。

 もっともそのすべてが100%素晴らしく感じられるかと言えば、そうではない部分もあるのは確かだが、 70年代にいまさら戻れるわけもなく、そんな欲を言うのは筋違いだろう。

 前置きが長くなったが、このシンガーも気に入った。

Son Of Pain Governor (Atlantic
283700)
-2006-

 なんでもアトランティックのアーネット・アーティガンがべた褒めしているという。そりゃトレイ・ソングスのときのネタと同じじゃないかと突っ込みたくなるが、確かに魅力的なシンガーだ。
 無理に声をはりあげず、しっかりと歌っているとこに秘められたディープさを感じた。

 古いソウルのネタを使っているのも、いつもの手(笑)だが、それに弱い身としては嬉しい。(なんとAct 1を使っている!)

 最後の曲"I Can't"がキャッチーなバラードで、これは必殺。

※今日の皿を知ったのは、よしきさんのブログ、お世話になりました。御礼。

 

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