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1975年最新のAtlantic Soul

Blacksoundssampler 現在ではネットでストリーミング配信を使った試聴ができるのが専らだが、かってはサンプラーと呼ばれるレコードを配っていたものだ。

 といっても、なんでもかんでもサンプラー・レコードになっていたわけではなく、コストもかかるから相当な企画であることは必要だった。

 ここにあるのは1975年ワーナー・パイオニアがAtlantic音源のソウルの販促用に作ったもの。こんなものが出るなんて、ソウルの時代ならではだなぁ。

Love Don't You Go Through No Changes On Me / Sister Sledge
Then Came You / Dionne Warwicke & Spinners
No Time To Burn / Black Heat
Boogie Joogie pt.1 / Hot Ice
The Bertha Butt Boogie pt.1 / The Jimmy Castor Bunch
Pick Up The Pieces / Average White Band
Border Song / Aretha Franklin
The First Time Ever I Saw Your Face / Roberta Flack
Words / Margie Joseph
Supernatural Thing pt.1 / Ben E. King
What's Going On / Les McCann
I Found A Love / Percy Sledge
All Our Dreams Are Coming True / Gene Page
Three Ring Circus / Blue Magic

 だいたい各曲90秒程度で14曲。サイズは7インチ、33回転。
 フェードイン/アウトのぶつ切りが並んでいるだけだが、時代の統一感もありDJ編集盤でも聴いているように違和感なく楽しめる。(全尺のオリジナル音源を持っていないものもあるし)

 曲につけられた邦題が素晴らしく、一曲めのシスター・スレッジの曲は「初恋大作戦」。すごすぎる。

 マーヴィンの"What's Going On"を歌っているレス・マッキャンは、ジャズ畑のピアノ弾き語りの人。ソウル側から聴くと歌に味がなさすぎる---。

 Atlanticというとサザン・ソウルをディストリビュートしていたというイメージがあるが75年ともなると、それらしいのはパーシー・スレッジのみ。スピナーズ、ブルー・マジックとフィリーにすり寄っていくのがこのレーベルのしたたかさ(僕はフィリーも大好きですよ)。

 また南部真澄さんという人のなかなか詳しい解説がついていて勉強になる。

 などと、非売品のくせに、並の皿以上に楽しめる。ついでにジャケットに描かれたイコンがかっこいいので掲載しておく(クリックすると拡大します)。


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