寄席気分も終わり? Chicago Gangsters

　シカゴ・ギャングスターズが、単にギャングスターズ名義で出したアルバム。ただし僕が持っているのは再発盤。

　オリジナルはHeatから003の番号で出ている。ジャケットが黒で、下に大きめの字でレーベル名のHEATという字が書かれている。ところがこれはアルバムのタイトルでもあるらしい。
　いっぽう僕が持っているモンタージュから出た再発盤は真っ赤でグループ名しか記されておらず、アルバムタイトルもGangstersとなっている。

Gangsters　Gangsters　（Montage ST-72005）　-1982-

　今日までで紹介した4枚で、彼らのアルバムはおしまい---と思っていたのだが、「US Black Disc Guide」でチェックしたら鈴木さんが「通算して5枚のアルバムがある」と書いている。これが4枚目とも書かれているので、この後に5枚目があるということだが---知らない。どなたかご教授ください。（MacCantsが別名義で活動しているのは知っているのだが）

　これまで、特に褒めるほどでもなかったファンクの質があがっていて、このアルバムはファンク盤として聴いたほうが良いのかもしれない。
　ただスウィート・ソウル大好きの僕としてはB-1"I Just Can't Go On"がなんといっても素晴らしい。それに続く"Precious"も申し分なく、実はこのアルバムはB面ばかり聴いている。充実した彼らの代表作なのだろうが、だらだらと聴けてしまうこれまでのアルバムのほうが、「ナイトキャップのお伴」としては良かったような。

　まとめて彼らの4枚のアルバムをデジタル化した。CDでは2枚に収め、CDジャケットはひとまとめにした。つまりCD2枚組としてコンパクトに収納。
　僕はCDのプラケースは捨ててしまいビニールケースに入れるのだが、下記の記念撮影（？）は敢えて捨てるプラケースに入れて撮影してみました。（クリックすると拡大します）

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【期間限定＝約一ヶ月かな】
彼らの手持ち全アルバムのデジタル化を記念して、彼らのnot on LP曲"Break Your Promise"を期間限定でスト配信。
もちろんデルフォニックスの名曲のカバー。スト配信しておいてなんだが、シカゴ・ギャングスターズの魅力が出ているとは言い難いなぁ（笑）。