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アナログCD化談3 The Impressions

Impressionsvintage3 アナログ・レコードを新機材でデジタル化。というわけで僕にとって思い出の深いアルバムをCDにしてみた。それがこのインプレッションズのベストLP。昨日のが表ジャケットで、今日の画像は裏ジャケットのクローズアップ。

 ソウルを聴き始めて25年を超えた。
 特に熱心でもなければ、研究意欲、収集意欲もなく、コレクターにはなれそうもないが、それでも飽きずにソウルを聴き続けている。
 集中力はなかったが、持続力については、まずまずなんじゃないだろうか。

 もともとはソウルというより、オールディーズ全般に興味があった。
 それが、ソウルっていいな~と比重が決定的に変わったのは、今日紹介するインプレッションズのベストLPとの出会いだった。

 1981年。大学に入学した年。

 前にも書いたことがあるが、名古屋市栄のセントラルパークの奥にある大型のレコード屋に、輸入盤のコーナーがあった。僕は一枚500円のわけのわからないレコードを毎日のように何枚か買うのが習慣だった。

 そのなかで、このインプレッションズは高かった。2枚組ということもあって2000円だっと思う。いや1500円だったかな。
 とにかく高かったので買わなかった。

 記憶が定かではないのだが、インプレッションズというグループについては何も知らなかったと思う。カーティス・メイフィールドがいたということも知らなかった筈だ。

 毎日のように、このレコード屋に寄るのだが、ほかのレコードは顔ぶれが変わるのに、こいつだけは不動。

 そのうち、だんだんとこのレコードが気になりだした。僕が買ってやらないとかわいそうな気がしてきたのだ。

 そしてある日、このレコードは僕のものになった。

 きっとソウルの神様(きっとアフロヘアだろう)が僕の背中を押したのだろう。その夜から、僕の関心はソウルに大きく傾いていった。

The Vintage Years The Impressions (SIRE SASH-3717-2)

1.For Your Precious Love
2.He Will Break Your Heart
3.Find Yourself Another Girl
4.I'm Telling You
5.Moon River
6.Gypsy Woman
7.Make It Easy On Yourself
8.It's All Right
9.Need To Belong To Someone
10.Talking About My Baby
11.I'm So Proud
12.Giving Up On Love
13.Keep On Pushing
14.You Must Believe Me
15.Amen
16.People Get Ready
17.Woman's Got Soul
18.Meeting Up Yonder
19.You've Been Cheatin'
20.Mr. Dream Merchant
21.We're A Winner
22.Never Give You Up
23.Hey Western Union Man
24.Only The Strong Survive
25.Moody Woman
26.What's The Use Of Breaking Up
27.Freddie's Dead
28.Superfly

 選ばれた曲をご覧いただきたい。これはインプレッションズだけのベストじゃないのだ。ジェリー・バトラー、そしてカーティス・メイフィールドのソロ作品も含んでいる。
 バトラーの"Never Give You Up"や"Mr. Dream Merchant"と、カーティスの"Freddie's Dead"が並び、そしてインプレッションズの永遠の名曲が散りばめられているのである。なんという豪華な内容。
 しかも資料も充実していてダブルジャケットのなかには、インプレッションズ、バトラー、カーティスのディスコグラフィが書かれている。

 Vee-JayからABC、Mercury、Curtomと様々なレーベルから音源を得た、素晴らしいリイシューの仕事なのだ。もちろん尻の青い当時の僕にはその意味を知るよしもなかったが。

 特に気に入ったのは"People Get Ready"。愚かというか恥ずかしいというか、当時僕は、これを「知られざる名曲=僕だけが見つけた名曲」だと信じ込んでいた。

 愚かさはあまり変わっていないが、25年たって、ここに収録されている音源はほぼすべてCDで持っている。いまさらこのLPをデジタル化する意味はないのだが、思い出のアルバムとして、針音ノイズつきで、この曲順で聴きたいと考えCDにしてみたという次第。

 ちなみに、その後手に入れた「ローリング・ストーンズ誌」のレコードガイド(ポップス全般のレコードを評価している)で、このアルバムは星5つの満点を与えられている。

 下の画像はこのアルバムの裏ジャケットをCD用にしたもの。(クリックすると拡大します)
Impressionsvintage2


 ところで最後にiTunesの謎を書いておく。

 このレコードをCDに焼いて、Macに入れたらiTunesでちゃんと全曲が表示された。以前にも経験があるが、ネット上のCDのライブラリは、曲数とそれぞれの収録時間(秒)でデータ化されているので、誰かが先にデジタル化し、登録してくれていたというわけだ。
 世の中には同じような人がいるんだなと感心して、こんどはWindowsマシンのiTunesを立ち上げたら、曲データをダウンロードしてこない。手動で取得させても「登録がない」という。

 いったいなぜ?データ自体は共通の筈で、それぞれのiTunesが違うロジック(たとえばWin版は、コンマ以下の秒数まで比べるとか----)で動いているってこと?

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