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Malaco入り Willie Clayton

Willieclayton_gifted_1 ウィリー・クレイトンの新譜はマラコからリリースされた。

 ざっと彼の録音を振り返ってみる。
 デュプレックス/ポーン(Hi傘下)でスタートし、80年代前半に数々のインディを渡り歩きソウルの宝というべき録音を残す(カースティ/コンプリート/ビッグ・シティ等)。
 その勢いでメジャー入り(ポリドール)するも挫折。
 以降は、南部録音とシカゴ録音を行き来し、イチバン/Ace/ガンマ/アバンティ/サムシングエルスなどに録音。自身のレーベルであろうクレイタウンで2枚、そしてエンドゾーンに行き着く。

 このエンドゾーン(Endzone)の録音が尻上がりに良くなり、僕のなかではかっての80年代のときと同じくらい比重が高まっていたが、今回はなんとマラコである。

 う~ん、マラコかぁ。
 どうもこのレーベル、「定年後」というイメージが強いんだよな。

 ざっと聴いてみる。
 彼の(ソウル的な)美声、年季の入った歌い癖、どれも完璧。ちょっと一安心。

 僕は自称、三河で一番のウィリー・クレイトン・ファン(三河っていうのは愛知県の地方=八丁味噌と徳川家康を産出した地)。
 あまりに録音が多いというだけで飽き飽きしているソウル・ファンに今一度覚醒を促したい。やっぱり良いシンガーですよ。

 今回の録音の目玉の一つが、シャーリー・ブラウンとのデュエット曲が収録されていること。"Woman To Woman"のシャーリーです。
 これは、ちょっと曲の盛り上がりに欠けるかな。良い曲なんで惜しい。(そういえば彼女が昔ボビー・ウーマックとデュエットしていたのは良かったな~)

 もう一つの話題(と僕が呼んでいるだけか?)が、今は亡きタイロン・デイビスの"Can I Change My Mind"のカバー。タイロンも最後はマラコ録音だったっけ---という思いもあるのだが、この曲、ウィリー・クレイトンは80年代初頭にも歌っている。彼の20年間を比べられるという意味で興味深い。

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Comments

聴き比べてみましたよ 80年代と2kとね。
あらら、不思議!2kのほうがサウンドが古い、、、
ホーンやギターの響きといい女性コーラスといい70年代のサウンドを再現しようとしているためですね〜
もっとも80年代の打ち込みサウンドが新しいかというと、、、古臭いなーむしろ。

声はさすがに80年代のほうがクリアで美声ですが、タイロンの節回しからあまり抜け出せていない。きめのところで声をひっくり返してなんとか個性を出そうとしているのが微笑ましいです。
2kはさすがに声に荒れがみられますが節回しは完全にWCのもの。

ところでリアル・オーディオって音悪いよね。ラジカセでAM局の放送を聴いているみたい。

Posted by: frisco | November 15, 2006 at 10:12 PM

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