期間限定 Tyrone Davis
ソウルの歌唱法のスタイリストという点では、タイロンはサム・クックに次ぐ存在だろう。ミディアム・テンポで妙に気の抜けた歌い方、しかしそれが独特のグルーヴとなり実に黒っぽい。
僕はタイロンの唄いかたが大好きで、マーヴィン・シーズはもちろん、その唱法をまねているだけで好きになってしまう。
ウィリー・クレイトンは器用なシンガーだから、いろいろなパターンを唄いわけるが、僕はとりわけ彼がタイロン・スタイルで歌うのが好きだ。このところ活躍のベースは南部のようだが、やはり彼はシカゴのシンガーだと思う。
ところで。
ストリーミングによる音楽配信というのは、どんな形であれ違法行為なんだろうか。
原則としてクライアントは保存できなし、自分の所有物を(営業を伴わず)演奏させているだけと考えれば合法内だと思うのだが。
というわけでゲリラ的にスト配信してみる。期間限定。しばらくしたら落としてしまうので、聴きたい方はお早めに。
■みんなで聴こう"Can I Change My Mind"
ウィリー・クレイトンの2006年カバー
ウィリー・クレイトン1983年のカバー
いっちゃえタイロン・デイビスのオリジナル
※Real Playerがないと聴けません。念のため。
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Comments
>ソウルの歌唱法のスタイリストという点では、タイロンはサム・クックに次ぐ存在だろう。
私にとっては2大ソウルシンガーの一人です。
(もう一人はマービン・ゲイ)
大ファンの私にとっては日本での低い評価は全然納得いかない訳で、条件付きでは有りますが,嬉しい言葉ですね(泣)
Posted by: adhista | November 15, 2006 11:03 PM