2006年謎のCD The Different Shades Of Brown
ソウルの時代を1965年~1979年とすれば、たかが15年間なのだが、いくら聴いてもまだまだ知らない音が出てくる。自分の不勉強を恥じつつもソウルの奥の深さには嬉しくなってくる。これなら一生飽きることはないだろう。
そのなかで2006年、最も訳がわからなかったのがこれ。
Have A Heart The Different Shades Of Brown (Mytown)
ディフェレント・シェイド・オブ・ブラウンは、Motownに2枚のシングルがある筈。しかし、このCDには全14曲が収録されている。
有名なのはMOTOWN 1241(1973)で出されている"When The Hurt Is Put Back On You"だが、このグループはLovemakersと名乗っていたこともあるそうで、そのシングルの両面"When You're Next To ME / My Girl Is Dynamite"も収録されている。
しかし他の曲がわからない。
聴いてみると、おそらく70年代だなと思う曲もあるが、明らかに打ち込みを使った90年代以降(このCDのための新録なのか?)という音も混じっている。
いっぽうでTamla 54219で出された"Label Me Love"が未収録だったりする。
CDには解説が殆どなく謎は深まるばかり。それではと桜井ユタカさんの「ソウル大辞典」をひいてみたが、なんとこのグループそのものが掲載されていない。
いっぽうこのCDで得られる数少ない情報として、このグループのメンバー名がある。次の6名とのこと。
Nate Newsome
Steivie Warfield
Ellsworth Senior
Nate Alexander
Pree
Mike Harris
肝心の内容についての紹介が後になったが、Motownとは思えない(笑)スウィートな持ち味で、特にシングル発表曲は申し分ない。
それだけにわからないことが多くて、じれったくなってくる。
おっと気が付けば2006年もおしまい。
今年もいろいろなソウルに出会った。ありがたい、ありがたい。
来年も素晴らしいソウルに出会えることを願っている。
このごく私的なブログをお読みの皆さん、来年もどうぞよろしく。
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