イナたく熱い The Temptations
デヴィッド・ラフィン在籍時のテンプスのライブ。
もちろんそれはデヴィッドだけではなく、エディ・ケンドリックスや、ポール・ウィリアムズが一緒に歌っていたことを指す。そして当たり前だが、メルヴィン・フランクリンとオーティス・ウィリアムズがいる。
その彼らが、とにかく歌い散らす。まさに鉄壁、最強無比、鎧袖一触。
たとえば"My Girl"にしても、80年代以降のテンプスが、いかにもオールディーズっぽく、ある意味大切に歌うのに対し、「俺の女の話を聞けぃぃっ!!!」と襟もとをつかんで叫んでいるような野蛮さ。
ちょっと選曲には、あれも歌ってほしかったという欲が出るが、デトロイトも若かった、彼らも若かった、そのほとばしる勢いが閉じ込められた貴重な録音だと思う。
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Comments
My Girl のライブ・バージョンは僕も昔から大お気に入りです。ワイルド&アーシー!
Posted by: frisco | December 03, 2006 02:12 PM