バブル期の秀作 Kiara
もとより、このケイオラ(と読むそうだ)の連中にはバブルは関係ないが、こういう音を聴くと、なんとはなしに、あの時代の喧噪を思い出してしまう。
生音のなかにシンセを効かせたバック。深くはないが、軽やかな歌がマッチして、ポップでアーバンでそして適度にソウルフルな秀作だと思う。
「アーバンで」という形容がまたバブルっぽいなぁ、我ながら。
To Change And / Or Make a Difference Kiara(Arista ARCD-8533)-1988-
ケイアラ(と読むそうだ)は、デトロイトのデュオ。グレゴリー・チャーリーとジョン・ウィンストンが歌う。
時代のきらきらした勢いに乗った良いアルバムだと思う。
ソウルと呼べる音楽の最後の煌めき---尤もR&Bとなってからも、ブラック・ミュージックはいつも魅力的なわけで、今日のコメントはちょいと親父の郷愁が入ったかな?
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