忙中閑を求め The Manhattans
ただ慌ただしいのは心中だけで、なにも手つかず。持って行くレコードやCDの選出より先に部屋中に散らかっている未整理のものを棚に収めなければならない。
でもついつい片づけるより先に聴いてしまうだよね。
Let Them Talk The Manhattans (DeLuxe 45-1321)
ジョージ・スミスがリードを取るデラックス時代のマンハッタンズ。彼の塩辛い声は他では得難いものがある。
ただ彼のリードのままでは、ソウル・ファンには愛されるだろうが広い人気を獲得することは難しかったろう。やはりジェラルド・アルストンのスケールは大きく、またジェラルドがリードのマンハッタンズの進撃があればこそ、ジョージ・スミス時代の認知度も上がったのだと思う。
さて、このシングルは、ジョージ・カーがプロデュースした、ジョージ・スミス時代のデラックス録音のLPには未収録。
A面の"Let Them Talk"はたくさんのカバーがある名曲。しかもこの曲のカバーはたいてい内容がいい。
しかしB面の"Straight Fron Ny Heart"の魅力はそれ以上。曲もいいしスタイルもいい。コーラス・グループ好きならば絶対に気に入る内容だ。
The comments to this entry are closed.
Comments
Manhattans...
彼らには特別な思い入れがあります。
Soulをup-to-dateで追いかけるのをやめてしまった80年代に唯一と言っていいほど追いかけていたのが彼らでした。
目覚めたのはKiss And Say Goodbye(ブレークスルーの傑作)
There's No Good In Goodbye(最高傑作)とかAfter Midnight(円熟の傑作)それに
Back To Basics(起死回生の傑作)などはよく聴きました。
あわせてコロンビア以前の作品も手に入れましたが、リードの持ち味が違いすぎて(ジョージ・スミスは好きですが)、比較は出来ないと思いました。
再発のアップフロント(?)盤のLPのカバー・フォトが胸キュンでしたね。ソリッドスモーク盤のフォトもよかった。どちらもドゥーワップ的なポーズでオリジナルのカーニヴァルのカバーより古臭くてよかった。
私の持っているLet Them TalkはSFなんですが、Straight From My HeartはLPの曲と同じですか?
Posted by: frisco | January 22, 2007 12:01 PM
転勤ですか
僕も転居するのに今大変です。
この間のバレルはすみません。
また飲みましょう!!!
Posted by: LOVE JONES | January 22, 2007 11:20 PM
friscoさん
LPと同じだと思います。
80年代にマンハッタンズを追っていたというのは僕も同じです。
でもリアルタイムではドラマティックスかな、やっぱり。
ドラマスの「10 1/2」(1980)、「New Dimension」(1982)を今日デジタル化しました。
今週中に取り上げる予定。
> Love Jonesさん
どこへ転居するの?
一度水戸のソウル・バーに行きたいんですが、一緒にいかがですか。
(あとはメールで)
Posted by: Sugar Pie Guy | January 24, 2007 10:42 PM