アチョ~! Carl Douglas
この店のアナログの最低値は89円。それに対し昨日のコレクタブルズ盤とか、グラディス・ナイトとかは「なんとなく好き者が買いそうだから」と思ったのだろう280円。実際、それで買ってしまったから見事に術中にはまっているのだが、このカール・ダグラスは180円という非常に中途半端な値付け。おそらく自信が持てなかったんだろうな。そいつをすんなり買ってしまっては、いけないのではないか?と迷った次第。
でも結局、購入。280円だったら絶対に買っていないので、店のほうが僕よりも一枚も二枚も上手ってことだ。
カール・ダグラスは、カーティス・メイフィールド人脈で、歌はしっかりしている。
この「ダンス・ザ・カンフー」も、途中までは、ちょいと変わってはいるがソウルとして充分に聴ける。ただ、終盤「イヤーッ!」とか「タァ~ッ!」とか気合いの声が入りまくっているので、さすがに引いてしまうが。
B面の「ソウル・ドラゴンのテーマ」はインストなんだが、原題が"Blue Eyed Soul"。これは謎?いわゆる「白人によるソウルへのアプローチ」をBlue Eyed Soulと呼ぶわけで、これは何を意味しているんだろう。
なお、解説によると、このレコードはカール・ダグラスのカンフー物第二弾で、最初の「吠えろ!ドラゴン」は全米ヒット・チャートでNo.1を獲得したそうだ。すごい時代だったんだな~。
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