新生活紹介 Charles Barrino
持って来たソースは以下の通り。
■アナログレコード
・7インチ シングル
・12インチ シングル
・コンピレーション
・CDで持っていないインプレッションズ+カーティス・メイフィールド
・ほかに20枚
■CD
・コンピレーション
・インプレッションズ+カーティス・メイフィールド
今回の単身赴任が何年続くかわからないが、当面の目標を、シングルとコンピの整理(データベース化)とした。7インチは300枚くらいしか持っていないのだが、そんな数にも関わらず何を持っているかを把握していない(お恥ずかしい)。
さらにコンピレーションも500枚ほどあるので、これも完全にデータベース化。
要は記憶力がないのでPCに頼ろうという魂胆で、それは即ち「音楽に対する愛情が薄い」のではないかと自覚している。(恐ろしいことだし、恥ずかしいことだが)
次に、一人のミュージシャンを通して聴いてみようという気持ちがあり、単に思いつきで選んだのがカーティス。アナログで「ほかに20枚」とあるのも、棚から適当に抜いただけ。
カーティスと、「ほかの20枚」は春のうちに聴き終えて、帰省時に持って帰る。戻るときに次のテーマなり「別の20枚」なりを下げてこようという計画。
今日の「ソウル一日一枚」は、レア度はないかもしれないが、僕が最も「びっくり仰天、腰が抜けた」レコード。
Don'tYouWakeMe Charles "Chuck" Barrino (Sophisto Soul 001)
もちろん歌っているのはバリノ・ブラザースのリードの人だが、このレコードの存在を知り入手したのは1992年のこと。
しかしこのレコードの存在はそれ以前から知られていたんだろうか?こんなレコードが出てきたと大いに話題になったように僕は記憶している。
それはちょうど、本人が雇われシンガーとして来日していた頃ともダブり、「ブラック・ミュージック・レビュー」誌にインタビューが掲載され興奮して読んだものだ。
デトロイトのマイナー・グループとして、永遠の謎として終わってしまうかに思えたものが、俄に氏素性がわかった(しかもJodeciのヘイリー兄弟の叔父に当たるとか!)という晴天のへきれき。現在のネットでどんな情報もわかる、場合によっては自家サイトすら見つけられる時代が来るなど予想もできなかった頃ゆえの驚きだったが。
そんな背景はさておき、このレコードの内容が実に素晴らしい。雄大なミディアムをバリノが歌いあげる。録音は明らかに70年代、コーラスも入っているし、バックのサウンドからしてもInvictus時代の未発表テイクなのかもしれない。
まさにグレート・ノーザン。やはり僕の帰るところはデトロイトなんだと納得(すぐ浮気するんだが)。
ただし、この曲Mono録音なのだ。Invictus時代のデモ録音なのか?
さらに気になるのはレーベルはSophisto Soul(S.S.)でB面はS.S.Band名義の"Movin' Along"というインスト。曲自体は、これまたノーザンの良い部分が出ているのだが、オケの入っていないシンプルなもの。ところがこいつもMono録音なんだな。
どなたか事情をお知りの方は教えてください。今日もまた他力本願です。
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