ラテン・ソウル! Jobell
1970年代、N.Y.で燃えさかったのがサルサ。もともとはプエルトリカンがお国の音楽を移民先のアメリカに持ち込んだことから始まったゴッタ煮(チャンプル)音楽。ラテンのリズム、形式がベースでありながら、英語で歌われ、演奏もロックの影響を受けている。
そのサルサの勢いはソウルにまで浸食していた。
というわけで今日紹介するのは、サルサというにはソウルっぽく、ソウルというにはラテンっぽい、異色のレコード。
Never Gonna Let You Go Jobell And The Orchestra De Salsa (JAN 8001) -1976-
A面は3:03の長さのバージョン、B面は「Disco Side」とクレジットされ4:56の長尺バージョンが収録されている。
気に入っているのは、なんと言っても塩っ辛くディープなリード・シンガーの歌いっぷり。バックのコーラスの抜け具合とミスマッチの魅力をかもし出している。
この感覚を味わっていただきたく、今日はストリーミング配信をする。
サーバの容量の制約から一ヶ月くらいで落としてしまうので、お早めに聴いてみてください。例によってRealAudioプレイヤーがインストールしてあることが必要です。
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Comments
これ、バックをサルサじゃなくてノーザンソウル風にアレンジすると、かなりいいかもしれない。プロデュースは誰がいいでしょうね。
Posted by: masato | February 21, 2007 09:36 AM
>masatoさん
やっぱりデトロイトでしょうね。Invictus/Hot Waxかな。それかもうちょっと古い感じか----。
Posted by: Sugar Pie Guy | February 25, 2007 08:16 PM