名グループの末 Jyve Five
音楽の流行が今の10倍くらいの速度だったオールディーズの時代、全盛を極めたドゥーワップも1954~57年の4年間くらいが真の充実期で、50年代末には既に古臭い忘れられた音楽だった。
実際に、言葉悪く言えば60年代のドゥーワップには殆ど聴くに値するものがない。そのなかで希有な例外がジャイブ・ファイブ(Jive Five)だったと思う。
それは時代を超えた実力=コーラス・ワークを持っていたからに他ならない。
その彼らが70年代に綴りをJyve Fiveに変えてリリースした7インチ。
All I Ever Do Jyve Five (Brut 814)-1973-
曲、歌、コーラスの三拍子が揃った秀作だと思う。
ドゥーワップ・グループのなかで70年代を生き続けたものは数少ないが、ファイブ・サテンズにしても皆さすがに素晴らしいんだよね。
えっ信じられない?
そんな方のために本日もストリーミング配信しちゃおう。いつも通りReal Audioプレイヤーは必須(無償版をダウンロードしておいてください)
ところで彼らの完全なディスコグラフィは次のサイトにある。
http://www.soulfulkindamusic.net/jivefive.htm
このグループが後にEbony,Iory & Jadeとなったこと。またメンバーの推移もちゃんと書いてある。
ただ、今日取り上げたレコードのリリースが1974年となっている。レコードの盤面にはちゃんと1973年と書いてあるのだが---?
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