81年のAOR Stevie Woods
有名な盤でジャケットも見知っていたが、これまで縁がなかった。ミントに近い日本盤が、牛丼一杯くらいの値段だったので迷わず購入。
Take Me To Your Heaven Stevie Woods (Cotillion SD-5229)-1981-
へぇ、コティリオンから出ているんですね。このレーベルが80年代まで活動していたことすら知らなかった。ダイナミックスとか、オーティス・クレイとかのイメージしかなかったので。
内容は明るいブラコン。"Steal The Night"が大ヒットしたそうだ。ハーモニカではじまるイントロというのがなんとも懐かしい。80年代の一時期、けっこうありましたね。
話題になったのは強力なバックで、レイ・パーカーJr.、スティーブ・ルカサー、ジェームス・ガドソンなど僕でも知っているミュージシャンの名がクレジットされている。
さらに一曲目のFly Away"は、キャロル・ベイヤー・セイガー、デビッド・フォスター、ピーター・アレンが竹内まりやのために書き下ろした曲がオリジナルだとか。持っている筈なので聴き比べてみよう。
肝心の歌はスムーズ。ひっかかりがないのが僕には残念だが、ひっかかると「売れない」ことが多いから本人は残念とは思っていないだろう。
おもしろいのは当時の邦題。下に並べてみよう。
"Take Me To Your Heaven" →君のすべてを今夜
"Through The Years" →時が過ぎて
"Wanna' Be Close To You" →君に近づきたくて
"Read Between The Lines" →心の余白
"Trow A Little Bit Of Love My Way" →忘れじのバラード
"Gotcha" →ガッチャ
直訳あり。適当なものあり。そしてガッチャありだ。
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Comments
AOR・ブラコン系ではチョー大名盤ですね。僕も当時よく聴きました。
“Take Me To~”はWilson Brothers、“Wanna Be~”はRene&Angelaだったんじゃなかったかな~。
このテの白人よりのAORっぽいブラコン皿は、僕のブログでは「ブラックAOR」と言ってます。
Posted by: masato | March 18, 2007 05:08 AM