これが裏ジャケか Larry Hancock
内容については、さるコレクターの方から頂いたダビングしたカセットテープで聴いていたが、リマスターされた良質の音で聴くことができる。果報は寝て待てというが、何千日も寝ていた甲斐があった。
以前にも書いたことがあるが、僕はラリー・ハンコックと会ったことがある。
彼が来日して大阪のパブで歌っているというので、知人と連れだって観に行き、ステージがはねた後、心斎橋近くのソウル・バー「マービン」で彼と飲んだ。
もう10年も前のことだが、当時既に彼は「冴えないおっさん」だった。このソロのジャケットのアーバンな感じは微塵もなかった。
このアルバムは非常に良質なブラコンである。これだけのものがなぜインディなのか。しかもフランスでリリースされた----という評価とレア度があいまって、とんでもない高値になっていたのだが、ブラコンは好みではないというソウル・ファンには、ちと苦しいかもしれない。
僕も正直なところ、このソロ作より、彼が在籍していたTruthのほうが好きだ。Truthはアルバム、シングルがそれぞれ一枚づつあるが共に必聴だと思う。
ただし、こうしてCDになり普通の値段で買えるようになった今こそ、聴いておくべきものとして強調したい。僕のフェイバリットは"Celebrate Love"。
ところで今回のCD化で一番興味深く感激したのが裏ジャケット。
表のジャケットはさまざまなところでお目にかかったが、裏を眺めたことははじめてだった。なるほど、こんなふうになっていたのか---。
というわけで裏ジャケをお見せしておく(クリックすると拡大します)。
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Comments
懐かしい話ですね。
あの時ラリーは本当にいいおっさんで
何でわし、こんな遠い日本のしかもコテコテの
大阪ミナミで歌っているんやろ・・・
見たいな感じで哀愁漂ってましたね
確か、バブルの良いときでデッセジェニー(銭でっせ)
ちゅう吉本の店でしたね
あの時はよく飲み、行動したなーーー
Sugarさんが東京に2回目の単身で来られて
お会いしていないので近いうち是非!!
Posted by: LOVE JONES | March 22, 2007 08:42 PM