脱力ディスコ005 Van McCoy
ジャケット画像をクリックすると拡大するので拡大画像でよく確認してほしいのだが、このレコードにはこう片仮名で書かれている。
ディスコ・ベイビー / ゲット・ダンシン ヴァン・マッコイとスタイリスティックス・オーケストラ
曲名はよいとして、これは画像では小さすぎて読めないかもしれないが、実際のアーティスト名は次の通り。
Van MacCoy & The Soul City Symphony
たしかに、ディスコ・ベイビー(Disco Baby)はこちらがオリジナルながら、スタイリスティックスのバージョンでもヒットしている。聞き比べてはいないがバックの演奏は同じ(あるいは演奏者が同じ)なのかもしれない。
しかし、ザ・ソウル・シティ・シンフォニーと名乗っているのに、勝手にスタイリスティックス・オーケストラと名を変えてしまうのは失礼に過ぎないだろうか。
さらにこれが脱力感を伴うのはそれになんの意味があるの?という疑問が払拭できないことだ。当時人気絶頂のスタイリスティックスにあやかったのかもしれないが、それで売上があがるとは思われない。「あのハッスルのヴァン・マッコイ」で充分に通じた時代でもあるのだから。
だが、しかし、これこそがソウルではないか。むしろ中身の音楽そのものより、よっぽどソウルっぽい(こっちの表現のほうが失礼だな)。
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