ソウルのいろは ABS's Of Soul vol.1
しかしそのタイトルに偽りがないほど、このレーベルは厚みがある。ノーザン・ソウル、スウィート・ソウル、サザン・ソウル、ファンク、そしてブルース、ゴスペルまでなんでもござれだ。
ソウル初心者必聴、というわけでまさに僕にうってつけの内容。1996年に合計3集が出ているのだが、案外とこのシリーズで初CD化という音源も多かったんじゃないかと思う。
第一集は1961年から69年までの音源が集められている。まずは収録曲を書き出す。
ABS's Of Soul vol.1 various (ABC HIPD-40009)
Gypsy Woman / The Impressions
My Time For Cryin' / Maxine Brown
What Kind Of Fool (Do You Think I Am?) / The Tams
Call On Me / Bobby "Blue" Bland
Funny (How The Time Slips Away) / Joe Hinton
Hey Girl Don't Bother Me / The Tams
I Do / The Marvelows
Eight Men Four Women / O.V. Wright
We're A Winner / The Impressions
In The Morning / The Marvelows
I'Ve Been Loving You Too Long / Ike & Tina Turner
Hey There Lonely Girl / Eddie Holman
The Thrill Is Gone / B.B. King
The Hunter / Ike & Tina Turner
この時期のABCを代表するインプレッションズ、大ヒットとなるエディ・ホールマンの"Hey There Lonely Girl"(ルビー&ザ・ロマンティックスのカバー)。ベテランのボビー・ブランド、アイク&ティナ。そして忘れちゃいけないジョー・ヒントン(素晴らしいねぇ)。
さらにマーベロウズの"In The Morning"は、インプレッションズ・スタイルの佳曲。僕はこういうのに弱いんだ。
おっと大御所を忘れていました。O.V.ライト。
なんて豊かな顔ぶれ。
しかし、続く第2集で、ソウル度はさらにアップする---というわけでそいつは明日。
The comments to this entry are closed.
Comments