1/2枚 Facts Of Life
女一人に男二人という編成のシカゴのグループ。(この編成にはインデペンデンツがあるね。)
女傑ミリー・ジャクソンが見出しプロデュースしていることでも知られている。後述するが素晴らしい曲がいくつかと、そうでない曲も許容範囲で、アルバムとして非常にまとまっている。
ソウル・バーでとりあえず一枚を流したままにするにはこういうアルバムは重宝しますな。
Sometimes Facts Of Life (Kayvette 802)-1977-
さらにこのグループを有名にしているのは、紅一点のジーン・デイビスがタイロン・デイビスの妹だということ。猫撫で声のお兄様に比べると随分張り切って歌っている。
なんといっても素晴らしいのは"Caught In The Act"。これはリトル・ミルトンがオリジナルなのかな?(ご存じの方はお教えください)
曲も良いが歌いっぷりも素晴らしい。3人組だが聴く限り男女のデュエットのイメージ。メインの男性はソロでも実績のあるチャック・カーターだろう。
スケールが大きいバラードではアルバムの最後を飾る"Love Is The Final Truth"が素晴らしい。こういう曲を聴いていると、やはり70年代ソウルは良いなぁとしみじみ思う。酒が進む一曲だ。
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Comments
Caught In The Act
Miltonのはマラコ録音のしか知らないけど、それがオリジナルのはずはない。ライターがBanks & HamptonだからStax系で誰かがやってんのかな?
タイトル曲のSometimesはLatimore+Denise LaSalleのマラコカップルが85年ごろにカバーしてますね。
Posted by: frisco | April 25, 2007 09:37 PM
> friscoさん
そうだ、そうです。Banks & Hamptonがオリジナルなんだ。
(ん、もしくは自作カバー?これも発表年を調べてみないと---)
Posted by: Sugar Pie Guy | April 25, 2007 11:36 PM