しなやかな若さ Grady Harrell
ニュー・ジャックスが吹き荒れたのは1990年前後、バブルの時代。
そんなに得意なジャンルじゃないのだが、このグレイディ・ハレルは気に入った。なにより歌がいい。ぴんと芯のある声。高めのテナーながら、これはある種ディープといっていいんじゃないかと思う。
"Don't Stay Away Too Long"をはじめとする弾けたナンバーは確かに格別。さらにバラードが素晴らしい。"Faithful"、"Romance Me"、"Your Love Is Good To Me"など聴き応えがある。
そしてアルバム最後の"Don't Turn Your Back On Me"。典型的なニュー・ジャックスで、あの喧噪の時代を思い出してしまった。もう15年以上前のことなんだよな----
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